世の中の経済状態は刻一刻と変化しており、先行きに関しては専門家の間でもだいぶ意見にバラつきがあるものです。そのような時代に信頼のおける国際情報や投資の情報を発信してくれる企業や人物を見つけるのは簡単なことではありません。その一方で多くの方が世の中のこれからを読み解いたり、投資の参考にしているのはやはりそうした専門家と呼ばれる人やアナリストなどの発信している情報ではないでしょうか。今回はそうした経済情報を常に発信し続けている第二海援隊という企業について調べてみましょう。
第二海援隊とは?
まずはっきりした情報として、第二海援隊とは日本の経済評論家でもある浅井隆氏が代表を努める株式会社のことです。この会社は一般の人でも会員になることができ、またそうした会員の会費によって運営費が賄われている組織でもあります。基本的にこの第二海援隊はネットや著書などによって世の中の情報の発信をおこなっているわけですが、本だけであれば単品で購入することはできます。しかしもっと具体的にセミナーなどを受けたいと考えると第二海援隊の会員になるという方法が近道というわけです。
こうした金融関連の情報を発信する評論家や投資家の有料セミナーを受講することに関してはポジティブな意見の人とネガティブな意見の人に分かれると思います。単純にこうしたセミナーを受講して自分にとってプラスになった経験がある人は肯定的な意見でしょうし、過去に損をした経験がある人は否定的な見解を述べるのが普通でしょう。しかし十把一絡げにこうした投資関連のセミナーが怪しいとか信用できないとするべきではなく、あくまで自分自身で判断するものとなります。まったく同じセミナーを受けても人によって捉え方や「自分のためになった」という感覚は違うからです。
第二海援隊の情報は信用できるのか?
第二海援隊に関わらず経済関連の情報を提供する人物や会社に関しては信用できるかどうかが非常に重要なポイントです。第二海援隊の代表を努める浅井氏は自身の経験や知識から来る論議の展開だけでなく、他の経済界のエキスパートなどとも会談を交わしその内容を公開してくれているので、読者にとって有益な情報が多く収められていると言えるでしょう。
経済アナリストや投資の専門家に対して「右から左か」「黒か白か」のようなはっきりとした判断を完全に任せてそれで儲けたいと考えてしまっている人が多すぎるように見受けられます。実際のところ巨万の富を築いている投資家でも間違った判断をして損を出してしまった過去などたくさんあるわけです。ですから優秀な経済アナリストに判断を委ねてそれで100%得をしたいという方法自体が非常にナンセンスだということがわかります。
世界を注意を向ける企業
浅井氏は世界の情報を実際に現地に赴くことによって収集し、それを積極的に発信しているようです。もちろん現代のネット社会では情報の正確性は非常に重要なものですので、しっかりとした情報源から仕入れた情報を扱っているようです。
様々な著書を出していますが、基本的な方向性として、現在の日本の経済の在り方を憂い、もっと世界に目を向けていくことを促しています。実際に世界の超有名投資家などとも親交を持っていますので、そうした情報は信頼できるものと言えるのではないでしょうか。
非常にユニークな浅井氏の経歴
代表の浅井氏の経歴は非常にユニークなもので、早稲田大学政治経済学部に通っていた彼は大学教育の限界を感じ、休学して海外を旅したのです。その後浅井氏は毎日新聞社に入社してカメラマンをしながらさらに知識を深めていくことになります。
机上の事柄だけでなく、自分の足で情報を得に行くというスタイルはこの頃から培われたものなのでしょう。現在でも第二海援隊の社長である浅井氏自らが国内外に出向いて情報を集めているのは第二海援隊の強みの一つと言えるのではないでしょうか。
ホームページのコラムがおもしろい
第二海援隊のホームページを訪れるとそこにある情報を読むだけでもとてもおもしろく啓発されるものが多いという感じがします。特にコラムは簡単に読めて興味深いので、この企業や浅井氏のことを知るためのとっかかりとしてはとても良いものだと感じます。
多くの著作を発表している浅井隆氏ですが、こうしたホームページ上のコラムを含めいくつかの情報を読んでから気になる著書を購入してみるのはいかがでしょうか。ホームページ上の記事や各著作をしっかりと読んでからこの企業の会員になるかどうかを決めるようにするのは賢明なことと言えます。
経済評論家の意見というものは、時として完全に当たったり、時には捉え方が難しかったりと、角度によって見え方が違うのが当然です。しかし様々な経歴と人脈を活かして情報を発信し続ける第二海援隊の情報は現代の難しい世の中で光を模索するわたしたち日本人が読んでおく価値のあるものと言えるでしょう。