皆さんは様々な経済情報やレポートを読む時にどのような観点からその情報の発信元の信用性を判断なさるでしょうか?おそらくそれを書いた人の知名度や過去の業績から判断したり、周りの評判などからその人物や企業が信用できるかどうかを考慮すると思います。そしてその判断材料の一つがその経済予想や評論をする人物がどれくらい経済界で著名な人と交流があるのかという点だと思います。常に最新の経済情報を発信している第二海援隊はあの伝説的投資家のジム・ロジャーズ氏とも関係があると言われていますがどのような接点があるのでしょうか?
投資界のレジェンド
投資の世界には長年伝説を築いてきた名投資家が存在しており、今回取り上げるジム・ロジャーズ氏も世界中でその名を轟かせる有名な投資家の一人です。ロジャーズ氏はあのジョージ・ソロス氏と共にヘッドファンドを立ち上げウォール街で大成功を収めた人物として知られていますが、その時から情報収集と分析に関してはロジャーズ氏が大きな部分を担っていました。ソロス氏と別々に活動するようになったあともロジャーズ氏は様々なシーンで先々の経済の見通しを大胆に予告し当ててきたのです。
不動産バブルに湧いていた米国においてロジャーズ氏はその不動産バブルが近いうちに崩壊することを自身の著作の中で予告しており、自分の発言に沿って国内のあらゆる投資銀行の株を空売りしていました。そして有名なサブプライムショックによって彼の予告はまさに現実のものとなったのです。
ロジャーズ氏の人柄
ジム・ロジャーズ氏は多くのヘッドファンドなどのファンドマネージャーと違い、ただひたすら贅沢な生活を追い求めるというライフスタイルの人ではありません。現在シンガポールに家族と居住しているロジャーズ氏は娘さんが小さい時には自転車で学校の送り迎えをしていましたし、複数の家や高級車をたくさん所有するなどもしていません。また彼は冒険投資家としても有名であり、車とバイクで世界を何回も回って自分の目で様々な様子を見て回ってもいます。
投資家やトレーダーにありがちな豪華なオフィスに何枚ものディスプレイを配置して相場とにらめっこするのではなく、ノートパソコン一台で投資の判断を下していくことでも有名です。このように本当に世界の経済の成り立ちから、歴史の繰り返しまで完全に把握し投資の判断を下す投資家の発言することは確かに耳を傾ける価値があると言えるのではないでしょうか。そのジム・ロジャーズ氏を第二海援隊の代表である浅井隆氏が独占インタビューしたというのですから驚きです。
第二海援隊によるロジャーズ氏独占インタビュー
ジム・ロジャーズ氏ほどの投資家が時間をとって独占取材に応じたこと自体、第二海援隊及び浅井隆氏の実力を物語っているような気がします。世界的投資家を四時間も独占できたというのは驚きです。興味のある方はまず第二海援隊のホームページのコラム「天国と地獄」の中から二回に亘るジム・ロジャーズ氏との対談に関する記事を読んでみてください。これを読んだだけでも興味をそそられると思います。
ロジャーズ氏は今までの日本経済の展開についても早くから警鐘を鳴らしており、日本経済が復活するために必要なことを来日のたびに話してくれていました。それと同時に短期的な意味では日本株の買いのタイミングなども堂々と発言していましたので、ロジャーズ氏の意見に乗っかった人はアベノミクスでの株価の上昇でかなりおいしい思いをしたのではないでしょうか。
ロジャーズ氏との対談の内容が書籍で
もちろんホームページ上のコラムではこの対談の内容をすべて収めることはできませんので、第二海援隊からはこの独占取材の様子を上下巻で書籍として出版されています。第二海援隊や浅井氏に興味をお持ちの方、またはジム・ロジャーズ氏に興味を持っている方はこちらの書籍を求めてみてはいかがでしょうか。ロジャーズ氏と浅井氏の日本経済に関する予測内容は大方一致していたとのことですので、第二海援隊の経済情報の信ぴょう性などに興味のある方は必見だと思います。
今後のロジャーズ氏と第二海援隊の関係
浅井氏が今後ロジャーズ氏と再び対談することはあるのでしょうか?それは誰にもわかりませんが、どうやらかなり良い取材ができたようですし、ロジャーズ氏に浅井氏の経済評論家そして「戦略家」としての印象をしっかりと残すことができたようなので、もしかすると今後もロジャーズ氏との対談やインタビューを期待できるかもしれません。
いずれにしてもこうした世界的に有名な投資家とのコネクションは経済情報を発信する企業や人物にとっては周囲の信頼や注目を集めるための一つのきっかけともなります。これまで第二海援隊に興味があったものの、ちょっと踏み込めないと感じていた人などにとっては、この企業や浅井氏に対する安心感を得るための良いきっかけになるかもしれません。