浅井隆は経済書を中心とした著書を数多く執筆している経済評論家で、現在では情報商社の代表も務めています。これまでに数多くの著書を世に送り出し、独特の視点から経済について持論を展開してきた浅井隆は早稲田大学に在学中から環境問題研究会などを主催しており、アグレッシブな活動を続けてきました。行動力に優れた浅井隆は国内だけでなく海外にも足を運び、いくつもの国を渡り歩く放浪の旅も経験しています。
浅井隆が日本人としてだけでなく外国人としての視点からも持論を展開できるのは海外放浪の旅が大きく影響しているのではないでしょうか。広い世界をその目で見て来たからこそ公平な目線で物事を見ることができますし、日本という国を客観的に見られているのでしょう。現在では日本の改革、再生を実現するための会社「再生日本21」を設立している同氏ですが、ここでは彼が執筆した「もう、自分年金を作るしかない！」をご紹介します。
日本人に根深い年金不信
浅井隆が執筆した「もう、自分年金を作るしかない！」はさまざまな書店でも購入可能ですし、現代ではインターネット通販を利用して手に入れることもできるでしょう。センセーショナルなタイトルに思わず目が引かれますが、もう自分で年金を作るしかないというタイトルからも日本という国が頼りにならない、年金が本当に支払われるかどうか分からないという不信感が漂ってきます。
日本人の年金不信はかなり根深くなっていますし、実際にこれまで年金に関するさまざまな問題も発覚してきました。将来的に本当に年金を貰うことができるのか、もしかして貰えないのではないか、減額されてしまうのではないかという不安は誰しも抱いています。経済大国であり先進国でもある日本ですが実は借金だらけということは明らかですし、真面目に年金を支払っていても将来的に支払ってもらえないかもしれないという不安は多くの方が抱いているのです。
書籍の内容について
気になる浅井隆の同著作ですが、タイトルからも理解できるように自分年金を作ろうではないか、という内容がメインとなっています。国はもはやあてにならない、頼りにすることはできないし自分たちの老後を必ず国が守ってくれるという保証はない。国が頼りにならない以上自分たちで年金を作るしかないであろうというのが同著作の核心です。こちらの著作ではそのための具体的な方法を示しており、自分年金造りの指南書と言っても過言ではないでしょう。
大切な老後を快適に暮らしていくためにはお金は絶対的に必要となります。しかし、国からの年金があてにならない以上自分たちで何とかするしかありません。こちらの書籍にはそのために何をするべきか、どのような行動を起こすべきかということが記されています。さまざまなデータを引用しながら丁寧にこの国の現状なども教えてくれますし、日本という国がいかに財政危機に陥っているかについても記述されています。
老後のために読むべき一冊
こちらの著作を既に読まれたことがある方もおられるかもしれませんが、インターネットを中心に評価やレビューも詳しくチェックしました。概ね高く評価されている書籍ですし、好印象を受けている人が多いのが特徴的です。老後を楽しく暮らすためにこの本を手にしたという方も多いですし、実際にこの著作で指南されている内容を行動に移して自分年金作りに励んでいるという方も少なくないようですね。
やはり老後が心配な方だと読む価値があるという評価が高いですし、自分で老後を守るために何をするべきかを教えてくれる著書ですから参考になるという意見も多い傾向にあります。国が老後を助けてくれない、守ってくれないということは同著書に目を通せば一目瞭然ですし、ではそのためにどんな行動をとれば良いのかということをこちらの著書では教えてくれます。実際に行動に移して希望が持てたという評価も少なくありません。
自分で人生を切り開くために
浅井隆の「もう、自分年金を作るしかない！」は自分で人生を切り開きたい方にうってつけの著書と言えるでしょう。日本国の年金システムに不安しかない、不信感すら抱いているという方は少なくないでしょうし、それなら自分たちで何とかしなくてはと考えている方は多いはずです。しかし、そうは言っても具体的にどのような行動を起こせばいいのか分からないという方が多いのもまた事実です。
この本に向いている人は？
こちらの著書では先述したように自分年金を作るために何から始めるべきかということを指南してくれていますから、自分年金を作って快適な老後を過ごしたい方は手に取るべき一冊と言えます。国の年金をあてにしていていざとなったらもらえない、そんな状況になったら最悪の老後を過ごす羽目になってしまいます。今から準備しておけば快適な老後が暮らせるでしょうから、老後のためにぜひこちらの著書を一度手に取って目を通してみましょう。
